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人形芝居 高尾滋

人形芝居 高尾滋 白泉社(花とゆめコミックス)

 どうも頭が悪いので、長編よりも一話完結のシリーズ物を好む傾向があります。
 このお話も、子ども型のアンドロイドを軸にした、一話完結型物語です。
 シリーズ全体としては完結していない為いつか続きが出ないかな、と思っていたら、最近新作が発表されました。

 機械人形
 子ども

 自分はこの二つのキーワードさえあればもうその時点で「これは泣く」という予想が簡単につくんですが、別にそんなところに惹かれポイントがない人にもお勧めな、とても優しく温かな漫画です。

 人に沿うように作られた機械人形が人間に懐く、愛情(のように見えるもの、なのかも知れませんが)を寄せる、というのは、アンドロイドにとって基本のプログラムなのかもしれません。
 それでも、この漫画の中にはそのアンドロイドたちに救われる人間がいます。
 どこまでも優しいアンドロイドたちは時に人間に裏切られながらも、それでも人間を救ってくれます。
 人間に限りなく近づけられた人工物に生きている人間が慰められるというのは、考えようによっては少し哀しいことなのかもしれませんが、アトムの国に生まれた人間ですから(更にロボットや人工知能に対する詳しい知識もない夢見がちな人間ですから)、機械に感情が生まれ人間と会話をするなんて、私なんかにはなんだかとても素敵なことのように感じてしまうのでした。

 実際に人間を精神的に癒す目的で稼動しているロボットがいる現在、アンドロイドと人間の交流、なんて話も、もう少し未来には現実になるかもしれない・・・などと夢見てみたりもします。
 もう少し突き詰めて考えれば、人間のように感情を持つ「ヒト型」というのは様々な問題を抱えているとは思うのですが、そこはやっぱり小さな頃からの夢というか、漠然とした理想というか・・・。
 こんな優しい漫画を読んでしまうと、きっと人間と機械は上手くやれる、お互い優しくできる、なんて思ってしまうのでした。


 あとこの作者さんはとても綺麗な絵を描かれるんですが、綺麗なだけではなく、なんだか雰囲気があるんですね。華やかなんだけど、それだけじゃなくて・・・和的なもの?しっとりしたような??色々な作品の中で着物をちょくちょく描かれるので、そう思うのかもしれません。
 そんな雰囲気の中でも子どもを描くのが好きな方らしく、出てくる子どもたち(アンドロイド含め)が皆たまらなく、だんとつに愛らしいんです。
 彼ら、彼女らが画面の中、きゃわきゃわしているのを見ているだけでも楽しい。仕種なんかも、凄く可愛い。
 ホント、子ども好きの人は必見ですよー!

 
 1、2巻ともに古書市場には倉庫在庫がありますので、店員にお気軽にお申し付けください。

7時間目ラプソディー

7時間目ラプソディー
                     田中メカ(花とゆめコミックス)

主人公の藤堂倫子(高校2年生)はしっかりもので学級委員。
そして、恋に夢見る少女小説オタク(笑)
そんな彼女がいつも手を焼かされているのが、担任の佐久先生。
生徒のために「恋愛相談室」なんてものを開いて、日々恋に悩める生徒たちの相談にのり、
アドバイスとかしている変わり者。

教師と生徒の禁断の恋!?
じれったい2人にハラハラ・ドキドキ☆する作品です。

全1巻なので、短編好きな方にオススメ♪
よくあるありきたりな話なんだけど、なぜかまた読みたくなるんです!!
ピュアラブストーリーが好きな方は是非1度読んでみては?

今なら在庫有り!!

すてきな三にんぐみ

最近ますます寒くBrilliant.なってきましたね。そんな時こそ心温まる本はいかがでしょうか??

今回、オススメする本は、すてきな三にんぐみという絵本です。



主人公は、くろマントに、くろい帽子のこわーいどろぼう三にんぐみ。彼らの仕事は、人をおどかし
きんぎん財宝を集めること。ある時、いつものように馬車を襲うとお客はたった一人の女の子だけ。
この女の子と出会いでこわーい三にんぐみがすてきなすてきな三にんぐみに大変身!!
さて、三にんぐみが何をしたかは。。。読んでみてからのお楽しみにclover

当店の在庫
BOOK SPACEに在庫あり。

神風怪盗ジャンヌ   種村有菜


今日は「オススメ本の紹介」ではなく、「最近読んだ本」をテーマに進行していきます
「読んだ本」というよりは、「読んだ本の感想」に近いかも・・・


この間、久しぶりに・・・と言っても2週間ぐらいぶりなんですが、
本屋に行きました。
そしたら、買わなくてはいけない・・・というか、欲しい本がいっぱいあって
お財布の中がすっかり寒くなってしまいました

その日、買った本のひとつ↓↓↓


神風怪盗ジャンヌ 完全版

を、最終巻のみ購入しました。
本当に、「完全版」とか「愛蔵版」とかは卑怯ですよね!!!
だって、コミック版には載ってない読みきりとかを収録しちゃうんだもん
ファンにとっては迷惑な話だよ

以前に「花ざかりの君たちへ」の愛蔵版が出たときも・・・
コミック全巻持ってる私は、愛蔵版の最後に載ってる、その後の瑞希と佐野の話が読みたくて。。。愛蔵版全巻を買っちゃったことがあります
A型だから・・・揃ってないと気持ち悪いもん
その話は、雑誌では、掲載したけど、コミックには載ってないってパターンだったんだけど。
今回のジャンヌは、書き下ろしだったんだよね・・・

そして、数分間本とにらっめっこの末、最終巻だけ・・・
サイズがワイド版だったし、重いし、高いし、ってことで、全巻購入は断念。

肝心の内容は、、、


面白かったです



魚月と心時の成長したその後の話でした
まろんちゃんも相変わらず可愛かったし、ちあきもアホだったし(笑)
ジャンヌのコミック版を持ってて、まだ完全版買ってない人は読むべき
特にアクセスのファンだった人
出版社の罠にはまっちゃいなYO

天才えりちゃん金魚を食べた 竹下龍之介

 今年も残り僅かになりました。遣り残したことは多々あれど、先日忘年会をやったのでもう忘れることにします。大掃除とかもう知らない・・・。

天才えりちゃん金魚を食べた 竹下龍之介 岩崎書店

 ひかり幼稚園うめ組の「ぼく」竹下龍之介には、かわいいかわいい妹がいる。
 竹下アン絵里奈でぶりでぶカテリーナというその妹は、くるくるの髪の毛で天気予報ができる。だからみんなに「天才えりちゃん」と呼ばれていて、まだ少ない歯でなんでも食べる。クレヨンも、セロテープも、金魚も・・・。


 小さなころ、何度も何度も繰り返し読んだ児童書です。
 作者である「ぼく」がひたすらに妹のことを可愛がっている様子を、「ウソだ。妹や弟はこんなに可愛くない」などと思いつつ、それでも羨ましく、楽しく読んだのでした。

 思い出、という色眼鏡はありますが、今読み返してみても面白い。
 疑わしく思った妹の可愛がりっぷりも非常に微笑ましく、なによりその突拍子もないような事件がとても楽しい。
 ありえないような出来事が書かれているのに細かい部分は妙にリアリティのある描写で、実際読んでいた当時は、どこまでが本当でどこからが作り話なのか分からなくなる次第。しまいには作者の年齢や著者近影の写真などまで疑いだし、そこそこ成長するまでその状態は続いていました(小学生だったとはいえ、アホ丸出しです)。

 執筆時の作者の年齢を知らなくても素直に楽しめます。知ってからなら、なおさら。
 執筆当時、作者は6歳。初めて読んだ時からそれは知っていたはずなのに、改めて、その年齢に昔よりも大きな驚きを覚えます。

 子どもの目線で作られた、子どもの世界(時々大人の世界も覗き見)の物語。
 日常生活に自然に現れる不思議な出来事を、小さな頃に戻って楽しんではどうでしょうか。

 ブックスペースに在庫有りです。

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いらっしゃいませ☆
古本屋店員のオススメな本の紹介ブログです。
ちょっとでもお楽しみ頂けましたら幸いです^^
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在庫情報は記事作成時のものですので変動があります。
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