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天使な小生意気 西森博之

 今日は近くの大学の学園祭のようで、通りを若い人がたくさん歩いています。
 漫画や小説の中の学園祭しか知らないので、生徒として参加する本物の学園祭はどんなに楽しいものなのかしら、と思いながらの更新です。
 
 天使な小生意気 全20巻 西森博之 小学館

 本から出て来た怪しい小人に「男の中の男になりたい」という願いをしたら、「女の中の女」にされてしまった主人公、天使恵。まるで天使のような美少女に成長した恵は、自分の性別を戻そうと小人の出て来た本を探すのですが・・・。

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 綺麗な絵、可愛い絵、を描かせたら、西森さんよりもずっと綺麗で可愛い絵を描く人はたくさんいると思います。それでもこの人の描く女の子が私にとってダントツに魅力的なのは、もうどうしようもない事実です。仕草、行動、表情、思考回路、性格、発言。
 今作では、とくかくメグちゃんが可愛い。
 本当に可愛い。
 以前「タッチ」の浅倉南を知ったときにも「こんなに完璧な女の子が!」と衝撃を受けたのですが、それに勝るとも劣らない衝撃。
 表紙を見るだけじゃ分かりません。とにかく中身を読んで、メグちゃんの可愛さにめろめろになってください。

 などとあんまり書くと、自分が変な人になったようでちょっとブレーキをかけたくなるのですが、でも本当に可愛いので是非。

 もちろん他の登場人物達もたまらなく魅力的ですし、そこここにちりばめられたギャグも秀逸。アハハと声を出して笑いながらも、大事なところはキッチリ締めてくれます。ギャグとシリアスの加減が丁度良く、全体としてみればとても上質なラブコメディになっています。
 ・・・いや、ラブ?ラブは入れていいのかな??
 でもたまらず胸ときめかせてしまうシーンなども配置されていて、そんなシーンを読むと「こんなこと言える(言われる)強い人間になりたい!」と自分内の志を思わず高くしてみたくなります(そんなことを言う状況には滅多にならないうえに、これでもてるかどうかと言われると微妙な気もしますが・・・)。

 
 現在は全20巻セットがブックスペースの店頭に出ております。
 単品でも数冊在庫有りますので、状態や中味の確認など、お気軽に店員にお尋ね下さい。

神聖モテモテ王国 ながいけん

 案の定風邪をひきました。
 うがい手洗い…。

神聖モテモテ王国 ながいけん 小学館

 キャプテンファーザー(正体不明・ズボンをはかない)とオンナスキー(15歳・学生服)が、ナオンと彼らの国「モテモテ王国」を建設せんがため様々な苦難を乗り越えてゆく物語。
 

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 週刊少年サンデーで連載されていたギャグマンガです。


 個人的には、今まで読んできた漫画のうち最高に笑い転げた作品がこのモテモテ王国です。
 が、その理屈っぽく説明的でありながらあまりにも抽象的な台詞、正直女の子には受けないであろう絵柄、「ナオンにもてたい」という欲望を源とするファーザーの意味不明とも取れる行動等、好きな人にとっては心底好きな(癖になる)漫画であるにもかかわらず、受け付けない人には見向きもされない、実に両極端な漫画といえます。
 それでも「ながいけんは天才」と断言する人が少なからず存在することも事実です。本当です。

 ・・・面白さをいくら説明しようとしたってうまく表現できなかったのでとにかく読んで欲しいのですが、先ほども書いたように面白くない人にはとことん面白くない、意味の分からない漫画ですので、お気をつけ下さい(お勧め本紹介のブログでこんなこと書かれたって困るとは思うんですが…)。

 この理屈っぽさやら何やらが妙に肌に馴染み、かつガンダムと三国志が好きな人はこの漫画をさらに楽しむことが出来ると思います。


 ごくごく私的な「今本気で再版を願う漫画ランキング」上位に堂々名前を載せている漫画なのですが、残念ながら現在は入荷が難しく、古書市場とブックスペースの店頭在庫を合わせても1〜4巻が1冊ずつしかありません。
 どちらの店でも店員にお申し付けくださればもう一方の店から在庫を取り寄せることが出来ますので、お気軽にお声かけ下さい。
 その際は数日の取り寄せ期間を頂くことになりますが、どうかご了承下さい。

月光 那州雪絵

月光 全5巻 那州雪絵 白泉社 花とゆめコミックス

 那州雪絵さんといえば「ここはグリーン・ウッド」が有名かと思います。そちらにはさまざまなタイプの高校生男子が所狭しと登場し、楽しげな高校寮生活を繰り広げます。
 が、個人的にはこの人の描く女の子が非常に好きでして。住民税や国民年金に文句を言いつつもきちんと払っていそうな、まさに地に足のついた堅実な生活を送っていそうな女の子を書くのが非常にうまい漫画家さんだと思います。
 
 この漫画の主人公である少女・藤美も、まさにそんな女の子です。
 
 東京に住んでいる普通の人間である自分の限界を見つめた上で「異世界の住人である少年の為に、何が出来るか」を考え、行動に移す彼女はとても潔く、格好よく、魅力的です(残念ながら、ストーリーが進むにつれて戦いの規模が非常に大きくなってしまい、彼女のその決断や行動が報われず「待つ女」になってしまっている部分もあるのですが)。
 少女漫画の登場人物としては花が少ないのかもしれませんが、だからこそ少女漫画慣れしていない読者からも好感が持たれるのではないかと。


 さまざまな魔法が繰り広げられるにもかかわらずキラキラしい印象はあまりなく、明るく気温の高そうな世界なのに、どこかが湿度が高く暗いような画面も魅力的だったりします。
 この「ちょっと湿度高そう」な雰囲気も、那州さんの描かれる漫画の特徴的な部分だと思うんですよね。


 ちょっと状態は悪い巻もあるのですが、古書市場とブックスペースの在庫を合わせて全巻揃えることが出来ます。
 アマゾンマーケットプレイスにも出品しておりますので、よろしければそちらも御利用下さい。


 以下、もうちょっと。
 ネタバレ含むかも知れませんので隠します。

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PARTNERパートナー  名香智子  フラワーコミック

秋晴れが続いていますね^^
週末は天気が崩れるみたいですが・・・
京都に行ってきました。
まだ、紅葉にはちょっと早かったみたいです。
清水寺と東福寺に行ったのですが、外国の方の多いのにビックリしました。
でも、日本を好きになってくれるのはうれしいですね^^
日本人ももっと日本が好きになれたらいいなと思います。
東福寺の天井画とかほんと、すごかったです。
近くにあるものにはなかなか気づけないものですよね。
久しぶりに木や水のいっぱいあるとこを歩いて癒されました。
ポピュラーなところでなんですが、良い季節ですので、皆様もぜひ、行ってみてくださいね^^

PARTNERパートナー  名香智子  フラワーコミック
この作品は、昭和50年代の古い漫画です。
私はちょっと前に漫画文庫で復刊された時に読んだんですが、
面白かったです。
ストーリーは華麗な競技ダンスの世界を描いたラブストーリーです。
お嬢様女子高の生徒の宝珠茉莉花は
今でいうクラブみたいなところで、フランツに出合い社交ダンスに興味をもち、神砌に見出されて社交ダンスを始めます。
フランツは茉莉花にとって初恋の憧れの王子様
砌は厳しいけど戦友で対等なパートナー
2人の間でゆれる茉莉花
って感じなのですが、それだけじゃないのがこの漫画。
フランツも砌も普通に茉莉花以外のいろいろな女の人と付き合ったりするし、
茉莉花も基本的にはこの2人の間でなのですが、
いろんな人にときめいたりするしで普通の少女漫画とは違うんです。
でも、どろどろしているわけでもなく、不思議です。
いろいろな人が出てくるのですが本当に全体的に華麗で優雅。
お話が、二転三転、最後までどうなるか分からない面白さがあります。
華やかで、それでいて人間の複雑さ可愛らしさがすごく表現されている作品だと思います。
私も社交ダンスになんの興味もなかったですし、知識も何もなかったですが、特に困ることもなくぐいぐい物語の世界に入れました。
絵はちょっと昔の少女漫画で抵抗のある方もいるとは思いますが、お話は今読んでも斬新で画期的な内容だと思いますので是非一度読んでみてはいかがでしょう?
この作者は華麗な世界を描くのが得意みたいです。
個人的には他の作品も読んでみたい作者の一人です。

当社の在庫
お店の方には出てませんが倉庫に全巻あり。
もし、気になります方いらっしゃいましたらお気軽にお問合せください。
お店には同作者作品「ファッションファデ」「花の美女姫」セットありです。

それでは、京都帰りで優雅な気分でのオススメ本でした。
失礼いたします。

西の魔女が死んだ 梨木香歩

 一般フォルダ内データが消えた携帯を、落とした挙句に自分が運転していた会社の車で轢くという失態を犯しました。
 じわじわとデータやらが壊れてきて、とうとうメールも通話も出来ない状態に。
 昨夜慌てて重要なメモリを手書きで手帳に写したのですが、データ通信の便利さが改めて身にしみました・・・。

 6年間だけだったとはいえこの携帯で色々なやり取りをしてきたわけで、さよならかと思うとなかなか寂しいものがあります。
 今日買いにいく新しい携帯とも、末永くお付き合いできれば良いな、と。


 西の魔女が死んだ 梨木香歩 新潮文庫

 学校へ行けなくなってしまった中学生の少女まいが、母方のおばあちゃんと過ごすうちに色々な事を感じ、知っていく物語です。
 ママのママ。おばあちゃん。
 つまりこの人が「西の魔女」なのですが、そんな呼び名も信じてしまえるほどに彼女は自然の中で毎日を誠実に、質素に過ごしています。
 けれどもそれが全面的に素晴らしいことかというとそれもまた違ったりするわけで、ママはおばあちゃんの生き方に反発したりもしていました。

 読みながら、西の魔女のような生活に憧れつつも現代の生活を選んだパパやママの言い分に頷いてしまう部分もあり、「西の魔女」が完全な憧れや不思議の対象として書かれていない事が、この小説を児童だけではなく大人をも魅了する作品にしている一因ではないかとも思います(この小説は、当初児童文学として世に出されたようです)。

 片方だけを「良い」「悪い」と簡単に言えないというのはある意味少し残酷な気もするのですが、良い面もあれば悪い面もある、というのは現実世界の色々な事にたいしての紛れもない真実であるわけでして。


 それでも「現代社会」では見えにくいことを、まいは西の魔女との生活で実感し、身につけていきます。
 そこにはおばあちゃんやママ、パパからのあまりにもたくさんの愛があって、おばあちゃんの「アイ・ノウ」という返事には限りない慈しみが含まれていて・・・。
 
 ラストに向けては、一気に読んでください。
 私のように電車の中などでは読まないでくださいね!


 古書市場店頭に在庫ありです。

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いらっしゃいませ☆
古本屋店員のオススメな本の紹介ブログです。
ちょっとでもお楽しみ頂けましたら幸いです^^
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